こんにちは。はなもも中の人、てしごと人です。
おひなさまの展示をしていると、着物は何でできているのかと尋ねられることがあります。たまに和紙と間違えられますが、布でできています。手作りに興味のある方だと、どこで買っているのかも気になるみたいですね。
今回は、おひなさまの衣装について解説してみたいと思います。私がよく使うショップもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧下さい。
金襴
金襴とは、金箔や金糸などで柄を織り出した織物の総称だそうです。私がいちばんよく使っている生地です。理由は、豪華だから!その名の通り、キラキラなので、おひなさまの着物にぴったりなのです。柄が大きすぎるものや厚みがあるものは、小さなお人形作りには向かないので、そこのところは注意して選んでいます。
金襴を使って作ったおひなさまはたくさんあるのですが、私の中の代表作3選をご紹介します。
金襴 その1
「布がたり」というお店で購入。ここのお店の金襴生地はほぼ制覇した気がします(笑)
可愛い柄が多く、10cmから購入できるので助かります。正直、そんなにたくさん使わないんですよね。
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金襴 その2
男雛の生地は「もりさん」で購入。蝶柄の生地で、鬼滅の刃コスプレひな人形のために買いました(胡蝶しのぶイメージ)。こちらのお店は30㎝からの切り売りで、生地が残っていたので、男雛の着物に使用しました。
女雛の着物女雛の生地は「OrietKyoto」で購入。50㎝のお値段です。このお店も可愛い金襴生地がたくさんありますが、最小購入単位が大きいのと、柄が豪華な分ちょっと厚みもあり、お人形作りに向かないものもあるので、厳選して買っています。
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ちなみに、鬼滅コスプレ雛はコレね
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金襴 その3
これも「布がたり」で購入。私の従兄のお嬢さんに作ったおひなさまです。男雛と女雛の着物は自分で選んでもらいました。彼女の雰囲気に合った、華やかで可愛らしい雰囲気です♡
屏風の色や、お道具の組み合わせも、彼女オリジナルです。
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ちりめん
ちりめんを使った着物は、ふんわりとした優しい印象になります。
なかなか気に入る柄が見つからないので、数は少ないです。良い柄があったら作りたいとは思っているんですけどね。ちりめんは薄手なので、金襴より作りやすいです。
男雛の着物は「美和田屋」で購入。女雛の着物は近所の手芸屋さんで見つけました。
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正絹
正絹の魅力は何と言ってもシルク特有のツヤです。普通に買うとお高いので、私はメルカリやラクマで掘り出し物を探しています。状態が良いものが多く出品されています。着物を解いたものが多いみたいですね。出品者様によってはおまけも付けてくれるので選ぶのが楽しいです。
金襴のような派手さはありませんが、とても上品な雰囲気です。
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リメイク
着物や帯をリメイクして作るおひなさまは、オンリーワンで特別なものです。柄の大きさや織りの厚みなどは選びますが、きれいに仕上がると、達成感がすごいです。が、失敗できない緊張感もすごいです。
リメイク その1
男雛、女雛ともに、知人から分けてもらった古布(正絹)で制作しました。知人の実家に眠っていたという貴重な生地です。本物の(?)おひなさまの着物に使われていたそうで、端切れになっても大切に保管されていたのを頂いてきました。男雛の着物はギリギリだったので、同じものを作ることはできません。
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リメイク その2
袋物の師範をしていた祖母の家にあった生地で作成し、祖母が今お世話になっている施設に寄付したおひなさま。多分、かばん用の生地だったのだと思います。厚さがちょうどよく、実はとても作りやすかったです。

このおひなさまの制作秘話についてはこちらの記事もご覧ください!

リメイク その3
親戚からもらった帯で作ったおひなさま。男雛、女雛ともに、同じ帯から取りました。豪華な模様織りで、うらに糸が大量に渡っていて、かなり難航した一品です。
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こちらのおひなさまの制作については、こちらの記事もご覧ください。

まとめ
いかがでしたか?同じ形のおひなさまでも、着物の生地の違いで、だいぶ雰囲気が変わってきます。
金襴はゴージャスに、ちりめんはふんわりした感じに、リメイクは特別感のある仕上がりですね。
作り手としても、出来上がるまでどんな風になるか想像がつかないところが楽しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。


